頑張れリーマンブログ

沖縄の味を沖縄旅行で食べろ!

2011年09月17日

自分のキッチンをもち、毎日の食事をつくるようになって、不思議に思ったことがいくつかあった。たとえばお腹をこわしたり、風邪をひいたとき、あるいは赤ちゃんの離乳食としてつくるおかゆ。普通のご飯よりもたっぷりの水加減でコトコト炊くそれを、沖縄の方言では「ウケーメー」と呼ぶ。東京が出版元のごく一般的な料理本には、おいしいおかゆを炊くコツとして、「鍋は土鍋がよい」とか、「最初は強火で煮立て、ふきこぼさないように注意する」とかある。ここまでは沖縄も同じである。サークーとよぶおかゆ用の行平鍋もあるし、煮立ったら弱火にして、吹きこぼさないようにするのも一緒だ。問題はそのあと。「途中で差し水をしたり、かき混ぜたりしないこと」とあるのだ。沖縄では煮立つとしゃもじでかきまわして、コトコト、グツグツ、とろ火で煮るのだ。しゃもじでやさしくかきまわすことを、祖母や母たちは「アンダジャスン(アブラをだす)」といっていた。ここで祖母たちのいう「アブラ」とはとろみやねばりのことなのではないかと思う。そう、そのようにしてつくった熱々のウケーメーは、米の芯までやおらかく、まさにアブラがのっているように滑らかでとてもおいしい。風邪をひいたときなどに食べると、全身が気だるかったのがウソのように、身体の内からホカホカと力がおいてくるような気がしたものだ。是非、沖縄の味を沖縄旅行のさいには食べてほしい。