たまたま隣のベッドの患者さんに学生がついたのを幸いに、彼女は学生に自分の買い物を頼むようになりました。それも、病院内の売店で買えるものではなく、外の店で売っているものをです。「病院の売店は高いから、今日の帰りに外のお店で買って、明日の朝持ってきて。お金は払うから。悪いわねえ。寮の帰り道にちょっと寄れるでしょう、あのスーパーなら」と、病院の近くに長年住んでいる彼女は、学生寮の場所まで、熟知していたの
看護師への頼みづらさ... の続きを読む
工事は工程表どおり進んでいるようでしたが、たまに現場に見にいっても設計事務所の担当者はきていないようだし、素人目にもズサンな工事に思われてなりません。質問するにも工事責任者がいません。しかも、アプローチに階段が三段もあったり、玄関からの廊下が車いすでは曲がれず、トイレにも介助者が入れず、ドアの沓摺(くっずり)が邪魔になったり、食堂と居間の床に段差があったりと、いろいろ不具合な点が現れてきました。そ
設計者選びは慎重に... の続きを読む
ひとりで京都を旅する。愉しい半面、結構疲れることもある。朝から一日歩き回り、あれこれ見て回り、買い物にも精を出して、やっとの思いでホテルに戻る。ひと風呂浴びて、さてこれから晩ご飯、となって、部屋を出るのも億劫になるほど疲れ切ることもある。これから着替えて、店を選んで予約をして、と思うと気が重くなる。そんなときのために覚えておきたいのがお弁当だ。京都の和食。そのエッセンスをぎゅっと詰め込んだのが老舗
たまには本格的お弁当もよし... の続きを読む
儲からない現場では、現場が一般に汚なく散らかし放しである。当然、協力企業も「あんな汚なく、散らかした現場では働きにくいなあ。」と思う。「自分たちをゴミの山で作業させるつもりか。」と情けなく思うだろう。反対に、「さあ、きれいに片付いてますよ。精一杯働いてください。」と段取りよくしておくと、協力企業も、「すぐ作業にとりかかれるので能率が上がるよ。」と感謝するであろう。現場は作業の積み重ねである。この積
段取りをよくする。働きやすくする... の続きを読む
私は30代で自転車を再開したとき、最初から旅行用自転車に乗ったわけではなかった。たまたま静岡県西部の山の中にある春野町というところで行なわれたあるイベントのお手伝いのおりに、MTBで、犬居という地区を訪れた。そこは5分もあれば自転車で通り抜けられてしまうほどの集落だが、かつては火防の神、秋葉神社へ通う街道のそれこそ最終ゲートというべき地点であった。春の日だった。イベントをMTBで抜け出してきた私は
さまざまな思いや行ないの残照が残る古道... の続きを読む