最近は、“成田症候群”といった言葉もある。新婚旅行で海外に出かけるまでは仲良く出発するが、帰国したときに、すでに破局が生じているといったカップルである。これは、新婚旅行中に性交渉がうまくいかないことによって生じるという。たいていは、男性が未熟で女性が経験豊富なために、女性が男性に不満を感じることから起こる。何事も女性上位の現代らしい風潮である。その意味では、とくに男性の側があまりにも性に関して無知であっても困る。愛情は二人で育てるものであるが、これには情熱だけでなく、意志と責任感が必要である。その意志と責任感があることを表現するためには、今の世の中では結婚という形式を踏むしかない。婚前交渉をしなくても、いや無理に婚前交渉をしないほうが、幸せな結婚生活を送っているカップルになれる確率は高いのかもしれない。